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本家 松永製作所について

本家松永製作所、製品群
技術・精神

おもしろそうなら何でも作る!野鍛治スピリット

本家松永製作所に初めて訪れたときに驚いたのは、商品ラインナップが他の鍛冶屋とは完全に異なること。農具、包丁、鉈は想定していたのですが、ドッグポールやキャンプ用のランタン掛けなどを見た時は、思わず「おもしろい!」と声をあげました。工場で槌を振るう3代目の笠原好男さんに聞いてみると、「作ってと言われたら挑戦したくなるんですよ」とのこと。キャンプやアウトドアの製品は、こうして生まれてきたそう。その他にも牡蠣の殻むきナイフや養蜂家用の蜂蜜ナイフなども作っていて、これからの本家松永製作所に目が離せません!

本家松永製作所、作りかけの農具
歴史

地域の産業や暮らしを守る野鍛治として

本家 松永製作所は、初代の松永清太郎さんが修業後の昭和22年に独立開業。地域の野鍛治として、主に農具の生産を続けてきました。かつては飛ぶように売れた農具ですが、現在は農家の数が少なくなり生産規模を数十年前からは縮小、その代わりに地域の人たちから包丁や他の産業で使う道具の製造を依頼され、現在に至ります。3代目の笠原好男さんの時代になると、周辺地域の鍛冶屋の廃業が相次ぎ、「こういう道具を作ってくれないか」と関東圏を筆頭に他地域の農具や道具を作るようになっていきました。また、チャレンジ精神旺盛な笠原さんは、キャンプ道具やアウトドアツールも作っています。

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