剪定鋏と両刃芽切鋏のちょうど中間に位置する鋏です。剪定鋏は枝の切断がメイン、両刃芽切鋏は収穫や新芽の摘み取りなどがメインの鋏です。その中間ということで、最大パワーは剪定鋏には敵いませんが、どちらの役割も果たせる鋏です。腰からぶら下げる鋏は少ない方が良いとお考えの方に最適な剪定および芽切が可能な鋏です。草や木の芽の摘み取り、果実の収穫などガーデニングにも最適な鋏です。
※これまでの実績ではオーストラリアや南アフリカのワイン農家の方々にも売れています。
※基本は黒打ちの製品ですが、当店ではカラーグリップの製品を販売しています。黒打ちをお求めの方は、お問い合わせください。
剪定鋏と両刃芽切鋏の中間というとどっちつかずのイメージがあるかもしれませんが、プロの果樹園農家の方々に人気の鋏です。メインは収穫などの作業ですが、その際に切りにくいところや気になった枝があっても、そこそこのパワーがある鋏なので持ち替えずに切ることができます。腰道具を減らすことは体の負担軽減につながります。
鉛バスによる焼き入れのメリットはふたつ。脱炭を減らせるため鋼材の硬度を下げることなく焼き入れができます。また、温度管理が可能なため、常に一定温度での焼き入れが可能。安定して高品質な刃を生産しています。
飛庄は剪定鋏鍛冶としては4代、刃物鍛治としては10代続く、山形の老舗鍛冶屋です。山形県は現在まで続く、日本を代表するフルーツの生産地。飛庄の初代は果樹園や養蚕に使う鋏を生産していましたが、切れ味の良さから本職の庭師にも使われるようになっていきました。独自の熱処理と光沢技術は代を重ねるごとに改良が加えられ、現当主の飛塚大貴さんのモノづくりのモットーは、「質実剛健であること」です。
剪定芽切鋏 | 205mm(左右とも) | 185mm(左右とも) |
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全長 | 205mm | 185mm |
刃の長さ ※1 | 75mm | 65mm |
重量 | 200g | 165g |
構造 | 全身鍛造 | 全身鍛造 |
刃の材質 | KA-70 | KA-70 |
持ち手の材質 ※2 | KA-70 | KA-70 |
※手作りの製品のため、多少の誤差はございます。ご了承ください。
※1 刃先からボルトの中心までの長さです。
※2 全鋼製品は刃と持ち手が一体構造なので、それぞれ同じ材質になります。