世の中には、さまざまな刈込鋏がありますが、飛庄の関東型刈込鋏は持った瞬間に「これは切れるぞ」と思う人が多いのではないでしょうか。バランスはもちろん、刃を開閉したときの擦れ具合に質実剛健さを感じます。実際に垣根などで切ってみると、シャクシャクと気持ち良いほど切り進みます。刃に使われている鋼材は日本を代表する刃物鋼の安木鋼・青紙鋼。硬度が高く、長切れする刃に仕上がっています。本職の庭師さんの愛用者が多い逸品です。
※関東型はストッパーがないタイプです
※刃を覆う革ケースが付属します
※垣根など刈り込みやトリミングを行う作業に適しています
※年間製造数が少ないため、在庫がないこともございます。ご興味がある方は、お問い合わせください。
解説文にも書きましたが、KAIkAE.JPが思うこの刈込鋏を所有して思わずにんまりしてしまうタイミングは、間違いなく刃を擦り合わした時です。切断ポイントがすっと刃先に向かう時の感触がなんともたまりません。
飛庄は現代で4代目。初代の飛塚庄次郎さんは明治・大正・昭和の時代に活躍した剪定鋏や刈込鋏の名人でした。その庄次郎さんの名を銘切りしている飛庄の自慢の逸品です。
飛庄は剪定鋏鍛冶としては4代、刃物鍛治としては10代続く、山形の老舗鍛冶屋です。山形県は現在まで続く、日本を代表するフルーツの生産地。飛庄の初代は果樹園や養蚕に使う鋏を生産していましたが、切れ味の良さから本職の庭師にも使われるようになっていきました。独自の熱処理と光沢技術は代を重ねるごとに改良が加えられ、現当主の飛塚大貴さんのモノづくりのモットーは、「質実剛健であること」です。
| 関東型 | |
| 全長 | 730mm |
| 刃の長さ ※1 | 165mm |
| 重量 | 790g |
| 構造 | 割り込み |
| 刃の材質 | 安木鋼・青紙2号 |
| 持ち手の材質 | 樫 |
※手作りの製品のため、多少の誤差はございます。ご了承ください。
※1 刃先からカシメの中心までの長さです。
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