【受注生産のため、9寸と尺は配送まで3か月〜、尺1寸は都度お問い合わせください】
【本製品は右利きの方用の製品です。左利きについてはお問い合わせください】
【繊細な製品のため本刃付けはお客様でお願いいたします(一般レベルではすぐに切れる刃は付いています)】
【手作りのため、桜の模様は微細に異なります】
和と春を連想させるモチーフとして、桜の花をあしらった本焼鏡面仕上げの本職用・柳刃包丁です。調理する姿すらも料理の一部になるカウンター内の調理場。お客様の前で調理する板前さんや調理人さまにご愛用いただいています。
お刺身の味を左右するのは、切り口です。細胞を潰さず平滑に切れることでお刺身に角が立ち、舌触りや香り、旨みも別の次元に。余分な醤油も落ちていくため、お客様の口に運ばれるときにベストの刺身を生み出すための道具が、この柳刃包丁と言えるでしょう。松尾刃物が作る源泉正の銘の柳刃包丁は、身は質実剛健で歪みがなく、研ぎにまでかかわる全職人の技術が冴え渡っています。特に全鋼本焼の包丁は作ることが難しく、白紙鋼は温度管理もシビア。ただ、研ぎやすい鋼のため、松尾刃物の技術がとても出ている製品です。料理の技や美を極めた料理人さんにも評価が高いプロ仕様の包丁です。
魚介類をお刺身(切り身)にするのに特化した包丁ですが、尖った先端で ほかの細かい色々な作業にも使いやすい包丁となっています。
鏡と見間違えそうになるほどの鏡面仕上げの中に、優雅にあしらわれた桜の花の紋様。使ってうれしい、見てうれしい、見られてうれしいこの仕上げは、プロの料理人たちからのニーズで生まれました。カウンターの中に調理場がある和食店や鮨屋にとっては、調理場の所作や道具すらもお客様に提供する環境のひとつです。であれば、優雅な見た目の包丁を使いたいとなり、この包丁が作られました。鏡面仕上げは水を弾きやすいため、通常の包丁よりも錆に強く、よりプロの調理シーンに適合する包丁に仕上がっています。研ぎの道をとことん追求し続けてきた松尾刃物製作所だからこそ作れる包丁です。 ※鋼であることに変わりはなく、錆びる環境下に強いというわけではありません
鋼だけでつくった本焼構造となっています。本焼包丁の特徴は、高硬度であること。そのため、軟鉄との合わせ刃物と比べて抜群の切れ味を得られます。その代わりに、地金の支えがないため割れやすく、用途以外のものを切ったりこじるなど無理をすると割れてしまいます。(この特性は、当包丁の特性ではなく、鋼や刃物の一般的な特性です。本焼・鋼の特性をご存知の方のみお買い求めください) 白鋼本焼桜花鏡面仕上・正夫(刺身包丁/柳刃包丁)で使用している鋼は、安木鋼の白紙2号です。鋼としての純度が高く、鍛造と研ぎの腕が実直に商品に出る素材です。松尾刃物製作所では、この白紙2号を使用した包丁を明治時代からつくり続けており、高い評価を獲得してきた実績があります。滑るように、スッと食材に入っていく感触が、当包丁の特徴です。
高い実力を持つプロの板前さんや料理人が選ぶ源泉正の包丁。その品質は、徹底したモノづくりの精神から生まれています。一般的な刃物は、鍛造と焼き入れ、焼き戻しのレベルで性能が決まりますが、松尾刃物製作所の真価はここから先の研ぎの領域にあります。研ぎながら何度も歪み(モラ)を取り除くことで、人の目と手でできる限界に挑戦しながら真っ直ぐな包丁を生み出しています。当然ながら、研ぎの技術は超一流。源泉正の包丁で切った食材の美しい切断面が、すべての証になっています。
9寸(270mm) | 尺(300mm) | 尺1寸(330mm) | |
全長 | 415mm | 450mm | 485mm |
刃渡り | 260mm | 290mm | 320mm |
重量 | 約220g | 約250g | 約285g |
利き手 | 右利き | 右利き | 右利き |
構造 | 本焼 | 本焼 | 本焼 |
刃の鋼材 | 白紙2号 | 白紙2号 | 白紙2号 |
地金の材料 | ー | ー | ー |
仕上げ | 桜花鏡面 | 桜花鏡面 | 桜花鏡面 |
柄 | 黒檀八角柄 | 黒檀八角柄 | 黒檀八角柄 |
※手作りの製品のため、微細な誤差はございます。ご了承ください。
※桜花鏡面シリーズの桜の模様も手作りのため1丁ずつ微細に異なります。