【受注生産のため、9寸と尺は配送まで1か月〜、尺1寸は都度お問い合わせください】
【本製品は右利きの方用の製品です。左利きについてはお問い合わせください】
【繊細な製品のため本刃付けはお客様でお願いいたします(一般レベルではすぐに切れる刃は付いています)】
美しい刃文を持つ青鋼本霞の柳刃包丁です。硬度とともに独特のしなやかさを持つ青鋼のポテンシャルを鍛造で引き出し、松尾刃物製作所ならではの研ぎの技術をふんだんに活かして作られた包丁です。
お刺身の味を左右するのは、柳刃包丁が引き切ったお刺身の切り口です。平滑に切れるから細胞を潰さずに角が立ち、舌触りや香り、旨みがワンランク上のものになります。余分な醤油が落ちることから、お客様の口に運ばれるときに魚の旨みと醤油の旨みがベストに組み合わさるようになっています。魚介類をお刺身(切り身)にするのに特化した包丁ですが、尖った先端で ほかの細かい色々な作業にも使いやすい包丁となっています。
源泉正の包丁は、質実剛健。強さも美しさも併せ持つ包丁です。その性能の源となっているのが、確かな火造りの技術。作ることが難しいため、限られた鍛冶屋だけが打てる本焼包丁をもこなす鍛治師が、軟鉄と鋼の2層構造からなる本霞も担当。ギリギリを見極めた熱処理により青鋼のポテンシャルを見事に引き出しています。
松尾刃物製作所が作る包丁を一度手にしていただければわかるのが、モラを徹底的に除去した整然とした刃を持つ包丁ということです。研いでは歪みをとり、また研いでは歪みをとり。その精度は調理の時にも研ぐ時にも体感できます。プロ用の包丁とはこのレベルにまで達しているのかということを体感できます。
高い実力を持つプロの板前さんや料理人が選ぶ源泉正の包丁。その品質は、徹底したモノづくりの精神から生まれています。一般的な刃物は、鍛造と焼き入れ、焼き戻しのレベルで性能が決まりますが、松尾刃物製作所の真価はここから先の研ぎの領域にあります。研ぎながら何度も歪み(モラ)を取り除くことで、人の目と手でできる限界に挑戦しながら真っ直ぐな包丁を生み出しています。当然ながら、研ぎの技術は超一流。源泉正の包丁で切った食材の美しい切断面が、すべての証になっています。
9寸(270mm) | 尺(300mm) | 尺1寸(330mm) | |
全長 | 415mm | 450mm | 485mm |
刃渡り | 260mm | 290mm | 320mm |
重量 | 約220g | 約250g | 約285g |
利き手 | 右利き | 右利き | 右利き |
構造 | 2層構造(本霞) | 2層構造(本霞) | 2層構造(本霞) |
刃の鋼材 | 青紙2号 | 青紙2号 | 青紙2号 |
地金の材料 | 極軟鉄 | 極軟鉄 | 極軟鉄 |
柄 | 朴八角柄 | 朴八角柄 | 朴八角柄 |
※手作りの製品のため、微細な誤差はございます。ご了承ください。
※桜花鏡面シリーズの桜の模様も手作りのため1丁ずつ微細に異なります。